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2008.06.17

赤毛のアン

 最近、子どもの頃に読んだ本を読み返している。この間、「車輪の下」を読み返した。きっかけは「ノルウェーの森」。ミドリの家(書店)でワタナベが夜通し読み返す場面があるが、そういえばどんな話だっけと思い立ったわけだ。何となく馬車の軋む音が聞こえそうな、中世ヨーロッパの町並みが目に浮かぶ。そして、あらためて車輪の下が何を示すのかを改めて知ることになる。とにかく昔読んだ本はよく忘れているというのが最近の実感。もう一つ、昔と今とでは読み方が全然違うということである。
 BS11を最近よくみている。壇ふみがママ役で出ている「おとなの自由時間」で、「赤毛のアン」の訳者、松本侑子が出ていた。前向きな凛とした姿勢に好感が持てる。原書を読み解くおもしろみを思う存分に語っていた。かくありたいと思った。お天気お姉さんから翻訳家への転身、筑波大学でのバックボーン形成が花開いたのだろう。原書は敷居が高いが、たまには苦労して読み進むのもいいかもしれないと思った。ちなみに私は松本訳は読んでいない。村岡訳だった。けっして少女文学などではないことを付け加える。


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