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2005.05.04

酒の効用2

 すこしばかり間があいてしまった。また再開するとしよう。
 昔は、酒で失敗したことが何回もある。ついつい酒量を過ごして、気がついたときは後のマツリ。最近は、そんなことがまずなくなった。年のせいなどではなく、酒とうまくつきあうことができるようになってきたからである。日本酒が好きだった時代もあるが、最近はほとんど口にしない。焼酎のロックを少しずつたしなむ。宴会で生の焼酎を勧める人はまずいない。たいてい適量は守れる。ある中国関係の宴会で、ウォッカと並んで度数の高い「白酒」をすこしばかり勧められて不思議な体験をした。急上昇、急降下という感じで、後味がいい。なぜか確かに鞄にしまっておいたデジカメに、和やかに歓談する中国の華麗の写真が...たくさん写っている。さわやかな気分で帰ってきたはずの宴会後段の記憶がきれいに飛んでいた。杜甫に「李白一斗詩百篇」と詠まれた李白は屈指の酒好き、でも、いくら中国人だってそんなに飲めるはずがない。強い酒をぐいぐい飲んでも平然としていたという中国の周恩来元首相は一度含んだ酒を口をぬぐうタオルなどにこっそり戻していたとは天声人語。酔って水に映る月をとらえようとして転落、水死した李白。酒を愛し、月を愛した李白、杜甫には伝説は尽きる事がないが、自分で伝説になりたくはない。


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