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2004.11.11

平和への衝動

 沖縄県那覇市で宮良ルリ先生の講演を聴く機会がありました。ひめゆり部隊の看護学生として、九死に一生を得、沖縄戦の生き証人として、戦争の悲惨さを切々と語られる姿には、毅然とした迫力を感じました。現在までに、数々の講演活動を続けておられる方です。
 「宮良」という姓は、主に八重山を中心とし、ある程度、地域的に限定されているので、私の大学時代に、言語学の論文のお手本として学んだ故宮良当壮博士の、几帳面な肉筆の卒業論文のことなどを思い出してお話ししたところ、ルリ先生は姪御さんにあたられる方だとわかり、びっくりしましたが感激もまた一入でした。宮良博士は、方言学の権威として、全集も刊行されており、今なお、業績が高く評価されている方です。
 講演に先立って、宮良先生の、長年の教師生活をとおして思うことを伺うことができましたが、現代の抱える諸問題を憂える言葉の数々は、実に説得力に富んだものでした。


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