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2004.10.24

一心不乱

 子供の頃、熱中したことはいろいろある。少し変わった子供だった。小学校1年のころから、その根は芽生えている。とにかく機械物に夢中、といっても、自由になる小遣いのあるわけでなし、いろいろ苦労した。ゲルマニウムラジオ、鉱石ラジオ、導火線を仕込んだロケット打ち上げ、マブチのモーターを使った戦車、もちろん、モーターは、使い回しする。航空無線ラジオ、いろいろ作った。飽きると作品を売りに出す、といっても、物々交換が主流であった。買い手を求めて知らない町をウロつき、迷子になって警察のやっかいになったこともある。アマチュア無線に興味を持ったのもこのころ。海外の日本語放送に興味を持ったのは、小学校5年の頃。北京放送、モスクワ放送など、いわゆる「通」であった。
 通称、工作屋といっていたが、おもちゃ屋と呼ぶには、ちょっと格の高い5坪ほどの店があった。子供達のギラギラした視線にさらされる古ぼけたガラス棚には、零戦、タンク、大和、大小さまざまなモーターなどなど、陳列してあった。もちろん、なかなか買うところまでこぎ着ける子供は少なかった。「初歩のラジオ」「ラジオの製作」「CQ」というような雑誌を、本屋でよく立ち読みして、いじわるな親父に追い出される。テリトリーは、東京都の練馬だったので、書店は大型店へ、という要領は、そのころ覚えた。勉強は、そんなにした記憶がない。「少年サンデー」、「少年マガジン」全盛期の頃である。
 ところで、以前、小学館という出版社で、短期間、働いたことがある。昼休みになると、資料室へ行ける特権が何となくあった。少年、少女雑誌が、創刊号から最新号まで、ずっと順番に揃えておいてある。もちろん保存状態よく、記憶をたどって、「あのころ」のは、なんて、さがしていたものだ。今は自由閲覧禁止になったと誰かに聞いた。子供時代は熱い。遠い昔の話。

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2004.10.16

Time to say Goodbye

 サラ・ブライトマンといえば、テレビ朝日のニューステンのテーマを歌っていましたが、昨年以来、隠れたヒットメーカーとなっています。もともとは、クラシック畑の人であり、ちょっと母音を前に出し気味な、ドラマティックな声質も魅力となっています。駅頭販売での、クラシックの名曲を静かに歌い上げるアルバムは、疲れたオジさん達の心に染み渡るに十分であり、格調の高さを売りとした家電製品のCMにもよくマッチします。
 ところで、Time to say Goodbyeは、岡本知高さんのもすばらしいと思います。カウンターテナーの米良さんより、ハイトーンで、希少価値のソプラニスタということですが、これも天の恵みでしょう。あの体格と、トレードマークのあごひげ、背中に背負った天使の羽もなかなかユニークで、慣れてみれば、親しみがもてます。是非一度おためしください。

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