ベット・ミドラーの魅力
もう何十年も経つのだが、ベットミドラーには、古きよきアメリカの映画の香りが漂っている。モノクロームの、あの、何ともいえない感じが好きである。時に正統派、時に退廃的なイメージは、何ともいえず、懐かしく感じる。「Rose」の単純なメロディー、「From a distanse」の晴れやかなバージンロードのバックグラウンド、音楽性の高さを感じる。改めて、古きよき時代の映画音楽について考えてみたが、今の時代とは、ひと味違った、格調の高さを感じる。それらは、名指揮者レナード・バーンスタインの「ウェストサイド物語」に象徴されがちだが、ほかにも、すばらしいものが沢山眠っている。「日曜日はだめよ」のテーマ音楽も、低音を効かせたリメイク版が、CMとして放送されている。往年の映画に興味を示す若者が多いと聞く。こんなすばらしいものを見過ごすはずがないのである。映画もさることながら、その音楽に着目するのも、また、楽しいのではないか。DVD大流行の時に思う。
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