« 2004年8月 | トップページ | 2004年10月 »

2004.09.10

ベット・ミドラーの魅力

 もう何十年も経つのだが、ベットミドラーには、古きよきアメリカの映画の香りが漂っている。モノクロームの、あの、何ともいえない感じが好きである。時に正統派、時に退廃的なイメージは、何ともいえず、懐かしく感じる。「Rose」の単純なメロディー、「From a distanse」の晴れやかなバージンロードのバックグラウンド、音楽性の高さを感じる。改めて、古きよき時代の映画音楽について考えてみたが、今の時代とは、ひと味違った、格調の高さを感じる。それらは、名指揮者レナード・バーンスタインの「ウェストサイド物語」に象徴されがちだが、ほかにも、すばらしいものが沢山眠っている。「日曜日はだめよ」のテーマ音楽も、低音を効かせたリメイク版が、CMとして放送されている。往年の映画に興味を示す若者が多いと聞く。こんなすばらしいものを見過ごすはずがないのである。映画もさることながら、その音楽に着目するのも、また、楽しいのではないか。DVD大流行の時に思う。

| コメント (0)

2004.09.04

Wordと一太郎

 最近、ワープロソフトの「一太郎」のカゲが薄い。それは、パソコンを買うと、OS(WindowsXPなど)とともに付属としてバンドル提供される、マイクロソフトの「Word」が幅をきかせているからだ。しかし、パソコンユーザの裾野が広っても、やはり、日本語のために開発されたソフトでないと、という根強い「一太郎」人気は衰えていない。
 日本語の文章は、罫線を大切にする。縦横にきちんと組まれた、自由度の高い表組みが欠かせない。これは、縦書き文章の思考回路が潜在的に、影響しているからである。常に横書きの欧米では、罫線をそれほど重視しない。さまざまな表現に、日本語ほど細かい配慮は必要ないのである。
 Wordは、ビジュアル性にすぐれていて、一太郎では表現できない技をいろいろ持っている。最近では、日本語を意識した機能の数々を搭載している。企業戦略としての付加価値である。しかし、根本的なところで、自由度を重視した発想になっているとは言い難い。理由は、Wordでは、一太郎で簡単にできる、やりたいことが、なかなかできないのである。実に明快である。
 パソコンを買ったときに、買いたくもない「Word」「Excel」がついてくるのは、どうしても納得できない。おまけに、すでに最新版Officeの正規ユーザに対して、二度、売りつけるというのは、理不尽であり、失礼千万である。それならば、Windowsを使うな、という論理だろうが、いかがなものだろう。マイクロソフトには、本当に困ったものである。

| コメント (0)

« 2004年8月 | トップページ | 2004年10月 »