イタリア・ヴェニス
日曜の夜、「ウルルン滞在記」で、ヴェニスのゴンドリエーレ(ゴンドラの漕ぎ手)をみた。ヴェニスは、水の都、日本で言えば、潮来、中国では、例の、古酒で有名な紹興みたいなものだが、建物が、サン・ロッコ(サン・ルカ、あるいは聖路加)など、背の高いキリスト教会が多くあるからか、残響が、独特の雰囲気を醸し出して、なかなかいい。ミラノからだと、十分日帰りコース。長い鉄橋を越えて、さあ、いよいよだぞと、わくわくしてくる。これはアメリカ映画「旅情」と同じ。始発ではないので、列車はちょっと混んでいるが、帰りは始発だからいいや、とおおらかに我慢して立ちっぱなしでいく。ヴェネチア、サンタルチア駅の喧噪を抜けたと思うや、水上タクシーのあわただしいクラクションに、「ああ、きたな~」と思う。前回は、一面茶色で汚かったのに、今回は、比較的きれいだ、などと考えたりする。実は、ゴンドラは、よく目にするものの、まだ、乗ったことがない。料金が高いので、いつもやめる。もし、今度機会があったら、ぜひ一度乗ってみたい。あの番組を見てそう思った。気はいいが、ぞんざいなイタリアっ子達の、執拗な物売り。旅っていいな~とつくづく思う。でも、キャサリン・ヘップバーンのような出会いはなかなかない。というより、絶対ない。ところで、ローマのスペイン広場でなくても、ジェラートは実においしい。ただ、おなかを壊さない保証はどこにもない、というより、なんでか、イタリアの屋台のジェラートは、必ずといっていいほど、調子が悪くなる。
そういえば、地球温暖化が進むと、ヴェニスの街は水没するという。ただでさえ、地盤が低いところだけに、心配の種は尽きませんね。
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